お盆期間中の営業のご案内

毎日暑い日が続いておりますが、熱中症対策など大丈夫でしょうか?

水分補給は必須ですが、水ばかり摂り過ぎてしまうと、体内の塩分濃度が薄まりナトリウムイオンが消失してしまう水中毒(低ナトリウム血症)を引き起こしかねません。塩分タブレットや梅干しなども併せて摂取するようお気をつけ下さい。対策方法の一つに以前ブログで経口補水液について書かせていただいておりますので、こちらを参考にしてみて下さい。

お盆期間中も当院は営業しております。

11~13日は祝日営業時間

14(月)・15(火)は当日の18時までに夜間予約がない場合は以降の時間は終了と致します。

※15日(火)18時で終了致します。

なお台風その他諸事情で予定が変更となる場合もございますので、ご了承ください。

経口補水液について

例年より早く梅雨入りしたかと思えばしばらく晴天続き・・・先週はまとまった雨が降ったもののダムなどの水源地にはあまり恩恵はなく、はやくも水不足の心配がちらほら。夏に滅法弱い私には穏やかでない状況です。

あと遅れましたが、先日の日曜日は父の日!お父さん方、いつもありがとうございます。母の日だけだと【またお母さんばっかり・・】とスネてしまわれますのでね。

夏が近づくにつれ、気をつけなければならないのが熱中症。以前、それに関連したことをブログに書いたのですが、ブログ自体が壊れてしまいましたので、改めて書きたいと思います。

そもそも熱中症とは、屋内外を問わず高温や多湿が原因で暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこるものの総称とされてます。

人間のからだにはイオンバランスが構成されていますが、体温が上昇すると水分と電解質(ここでは主にナトリウムイオンとカリウムイオン)が失われてしまいます。そのため体内のイオンバランスが崩れ、喉が渇いたり、頭痛・吐き気・めまいなどの脱水症状が起こります(日常生活でよくある”喉が渇いた”実は軽い脱水状態なのです!)そのために水と同時に電解質を摂取することが必要となります。ただし水のみの摂取だとイオンそのものが補給されず、そのために身体に影響を及ぼすこともありますので注意!(例:低ナトリウム血症:市民マラソンなどで長時間走行中に突然倒れこんでしまうetc.)

ではどんなものを摂取したらよいのか。ここで登場するのが今やすっかり定着した感のある【経口補水液】。改めて簡単に紹介していこうと思います。

経口補水液〔OSR:Oral Rehydration Solution〕とは食塩とブドウ糖を混ぜ、水に溶かしたもので飲用で小腸で水分の吸収が行われ、下痢・嘔吐・発熱等による脱水症状の治療に用いられる、とされています。

市販されているものとしては(株)大塚製薬が製造しているOS-1(オーエスワン)が消費者庁許可を受け、薬局などで販売されております。(2013年時点)

このような経口補水液、自宅でも作ることができます。

【経口補水液の作り方】

①水1ℓに対してブドウ糖20g、塩化ナトリウム(食塩)3.5g、炭酸水素ナトリウム(重曹)2.5g、塩化カリウム1.5gの割合で溶解したもの

②水1ℓに対して砂糖40g(大さじ4と1/2)、塩化ナトリウム(食塩)3g(小さじ1/2)

③水700ml、無塩トマトジュース300ml、砂糖40g、塩化ナトリウム(食塩)3g

※ただし心臓や腎臓に負担がかかることもあるため、前述の臓器に障害のある方やお医者さんからナトリウムやカリウムの摂取を制限されている方には適応できないこともあるため、事前に主治医に御相談されることをお勧めします。また、健康な方でも経口補水液の過剰摂取は身体に影響を及ぼすこともございますので、十分ご注意下さい。