温熱と冷却について②

前回、ご自身で出来る対処法について簡単に書きました。今回は少し掘り下げていこうと思います。

『冷やす』(冷却)などの処置が必要な場合・・

例えば、動こうとした時、急にズキッと鋭い痛みが走った・何かモノ等にぶつけた・転んだ、等急性的な症状で、患部に触れてみると明らかに腫れや熱を持ち、炎症が起こっている状態。

このような場合、速やかに氷を使用してしっかりと炎症反応を抑えることが大事です。応急処置を迅速に施すことで、損傷した部位の更なる被害を食い止め、最小限のダメージで抑えることができます。

『温める』(温熱)

これらは主に炎症が治まったあとに用いられる療法です。温めることで体内に細胞が活性化し、損傷した部位の修復作業を活発に促すことができます。それによって通常より早く傷ついた箇所を再生させる手助けをします。

このように、状態によっては真逆の処置を施さなければならない事もあるので、見誤らないよう、十分ご注意下さい。どんな状態かよくわからない・・・そのような時は、痛みのある部位と全く痛みのない部位を触り比べてみて下さい。明らかに熱感がある場合は、冷却が必要ですので、直ちにアイシングを行って下さい。

また、あくまでもこれらは応急処置であることをお忘れなく、必ず病院等の専門機関で診ていただく事をお勧め致します。

次回はスポーツ等でも取り入れられる『RICE』という応急処置についてお話し致します。頭の片隅にでも置いていただけたら、いつかきっとお役に立てると思います。

温熱と冷却について①

11月に入り、急に冷え込んできましたが、皆様おからだの調子はいかがですか?

気温変化に対応しきれなく体調を崩しがちなこの時期だからこそ、健康管理には十分気をつけましょう!

そしてこの季節の変わり目になると、私たちを悩ます主な症状といえば・・・

・ぎっくり腰などの急性の痛み

・重だる~い感じの腰痛、首・肩・背中のコリ

普段このような状態になったら、どのようにケアされていますか?

今回は、ご自身で出来うる最低限の対処法について書いてみようと思います。

主な処置法として挙げられるのは、『温める』(温熱)『冷やす』(冷却)

ただ、これらについてはどのように使い分けをしたらわからない、と仰られる方が大半かもしれません。実際、なかには腰=温めるなどのように、身体の状態に関係なくココの場所は『温め』や『冷や』すと決めつけで施す方も・・・。

しかし、これは大きな間違い!

誤った処置を行うと、却って悪化してしまうこともあるので十分ご注意ください。まずは、痛みのある部位がどのような状態なのか、把握することが大切です。

次回は、それぞれの対処法についての特徴をお話し致します。